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【ブログ更新】スポーツの競技力アップのためのトレーニング方法は?

静岡市駿河区
東静岡駅近くパーソナルトレーニングジム
High performance gym FLAT ONE
パーソナルトレーナーの片平和誠です

サッカー
野球
バスケ
ゴルフ
ラグビー
テニス
陸上
など
たくさんのスポーツがありますね


スポーツのパフォーマンスを上げるためには、
どんのようにトレーニングを
進めていけば良いでしょうか?


以下の図は
パフォーマンスピラミッド
と言います

パフォーマンスピラミッド図1

一番底辺から
ファンクショナルムーブメント
パフォーマンス
スキル
という順になっています


以下の図もご覧ください

図3. 不安定なパフォーマンス

この図では、
土台のファンクショナルムーブメントよりも
スキルが大きくなり過ぎて
ピラミッドが崩れてしまっています


スポーツの場面で言えば、
怪我をしてしまったり、
成績が下がってしまった状態です


以下の図のように、
土台がしっかりしているほど、
高いパフォーマンスを上げることができます


別の言い方をすると、
競技力を高めてトップクラスの大会を目指したり、
よりレベルの高い練習に挑戦するのであれば、
よりしっかりとした土台づくりが必要
だということです

図2. 競技成績とパフォーマンスピラミッドの高さ

ファンクショナルムーブメント
というのは、
四肢の関節の可動性(柔軟性に類似)や、
モーターコントロール(立つ・しゃがむ・手を挙げる・片足立ちになるなどの基本的動作を正しく行えるか)、
そして体幹や関節の安定性と、
バランス能力などのことです


パフォーマンスというのは、
筋力や持久力、
スピードやパワー、
クイックネスのことです


そしてスキルというのは、
スポーツに特異的な技術のこと、
またはスポーツの専門的な練習ことですひらめき電球
(例えば野球で言えば投球フォームや、バッティング技術など)


どのスポーツでも、
何かパフォーマンスを上げたいと思った時、
スキルの練習ばかりに固執してしまいがちでは
ないでしょうか!?


例えば
サッカーやバスケなどで
相手選手にあたり負けしないようにとか、
競り負けないようにしたい
と言った時、


コーンドリルの練習を増やしたり、
ダッシュの練習を増やしたり
しがちではないでしょうか!?


そういった技術練習も
もちろん大切ですが、
それ以前にまず
ファンクショナルムーブメントや
パフォーマンスなど
土台を見直すことが大切です!!


土台のファンクショナルムーブメントや
パフォーマンスを評価してみて
そこに課題があれば、


土台を改善するだけで
競技力が向上する場合が
多々あります


例えば
実際に何度もあった例ですが、
「足が速くなりたい」
とか
「ジャンプ力をつけたい」
と言った選手の
ファンクショナルムーブメントを評価すると、


片足立ちでバランスが取れなかったり、
「仰向けで片足を上げてみてください」
という課題に対して
床から30cmくらいしか足が上がらない
といったケースがよくあります


また、ダンベルやバーベルを使う以前に
片足で立ち上がれない
というケースもありました


そのような状態で
ダッシュや筋トレを繰り返したところで、
ランニングスピードや
ジャンプ力が改善されると
思うでしょうか!?


そのうち怪我をするか、
筋肉や関節に余計な負担を掛けることは
誰でも想像できますよね


「ファンクショナルムーブメントに課題があれば
それをまず改善する」


その方が
目的はより確実に達成されます


また、
スキルの身につけ方も
昔と今では大きく違ってきています!!


昔は、
トップ選手のフォームを写真やビデオでよく観察して、
それを模範して
何百回、何千回とフォーム練習をして
新しいフォームを身につけたりしていたと
思います


ですが今は違います!!


「形を真似する」のではなくて、
「その形になるための力点や身体の使い方を
認知する」
ことが、
最近のスキル練習の最大ポイントです


プロスポーツ選手でも、
一般の方でも、
競技力アップのためには、
以下の流れで
まずはご自身を評価してみましょう


ファンクショナルムーブメント

パフォーマンス


そして
まずはパーソナルトレーニングで土台から見直していきましょう