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【ブログ更新】ストレッチで筋肉は伸びる!ストレッチの仕組み〜諦めないで毎日コツコツ続けましょう!

ストレッチ

「立って両足を揃えて、膝を伸ばしたまま前屈しましょう」
と、よく行われる柔軟性テスト。


指先が床に付くのが平均的な柔軟性ですが、体が硬くて付かない人も多いですね。


一度は頑張ってストレッチを始めてみても、なかなか柔らかくならなくて挫折してしまった経験はありませんか?


でも諦めないで!


今までストレッチの仕組みは明らかにされていませんでしたが、最近ようやく解明されてきました。


ストレッチをして筋肉を伸ばしていくと、ある所で止まって、それ以上伸ばすと「痛テテテテ・・・」ってなりますよね。


これは筋肉の中にある、筋肉の長さの変化を感知するセンサー(専門的には固有受容器と言います)が、「これ以上伸ばされて筋肉が切れないように」とブレーキをかけている状態です。


でもそのまま持続的に伸ばしていると、徐々に筋肉の緊張が解けてきて少し楽に感じてきてきます。そして、伸ばした刺激が徐々に筋肉へ伝わってきます。


「少し伸びたかな」と感じますが、実は1回のストレッチでは筋肉は本当は伸びていません。


でも、ストレッチを1回行っただけでも、例えば「前屈」は少し改善されますよね。


これは、ストレッチによって筋肉の緊張度をコントロールしている神経の興奮度が減少したためです。


「なぁ〜んだ」
「やっぱりストレッチしても柔らかくならないんじゃないの?」


いえいえ、そんなことはありません。


2〜3ヶ月ほど(個人差あります)毎日コツコツ続けていくと、筋肉内に変化が起きてきます。


ストレッチして伸ばしている筋肉の中で、新しい筋細胞が合成されていくことが最近(十年くらい前から)分かってきました。


ちょっと専門的に解説します。


「長期にわたって筋肉が伸ばされるとミオシンとアクチンの重複が低下し、その結果、筋フィラメントの終端において新しいサルコメアが合成され、それぞれのサルコメア内にアクチンフィラメントとミオシンフィラメントが構築される」


と言うことです。
難しい話ですね。


ただまだ動物実験レベルでの話ですので、ヒトで解明されたわけではありませんが、かなり可能性は高いです。


そして、コツコツ筋肉を伸ばしていくのに大切なのが、伸ばす強さと時間です。


あまり強く伸ばし過ぎるとさすがに筋肉を怪我してしまいます。


表現の仕方は色々ありますが、「やや強めに」または「イタ気持ち良い」くらいの強さです。


また伸ばす時間は、20〜30秒、一部位3回以上です。


ただ、そうは言っても「どのくらいの強さで伸ばしたら良いのかよく分からない」
と言う方がやはり多いです。


ですので、ぜひ一度パーソナルトレーナーと一緒にストレッチの強さ、それからフォームを確認してくださいね。