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【ブログ更新】糖質制限ダイエットについて〜続編〜
健康運動指導士で
NSCA・CSCS
パーソナルトレーナー片平和誠です。
少し前になりますが、
2月26日のブログで「糖質制限ダイエットについて」書きました。
糖質制限ダイエットについて
その続編です。
ブログの最後に、以下二つをまず試してみてくださいと、
お伝えしました。
1.カロリーコントロールと運動を並行する
2.糖質と脂質の摂り方を見直す

■カロリーコントロールと運動を並行する
ご自身の一日のエネルギー消費量をご存知ですか?
昔は、一日の活動を紙に書き出して計算したりしましたが、
今はスマートウォッチや活動量計を身につけているだけで、
簡単に一日のエネルギー消費量がわかります。
まずは、ご自身のエネルギー消費量を確認してみましょう。
そして、一日の摂取エネルギー(食べ物のカロリー)を一日の消費量の80%くらいに
コントロールする事を目標にしてみましょう。
食べ物のカロリー計算も、今は様々なアプリがあり、簡単に計算できます。
運動は、筋トレをオススメします。
理由はこちらのブログをご覧ください。
ちなみに、カロリーコントロールしながら筋トレするとお腹が空きます。
空腹や「食べたい」のを我慢し過ぎるのもあまり良くありません。
甘い物を食べたくなって我慢できない時は、筋トレの直後がオススメです。
(でも、ほどほどに)

■糖質と脂質の摂り方を見直す
果糖と砂糖の量には気をつけましょう。
糖質には、単糖類、二糖類、多糖類とあります。
果糖は単糖類、砂糖は二糖類(ショ糖)です。
果糖は名前のとおり果物に含まれる糖質です。
果糖の摂り過ぎは、中性脂肪の増加を高めます。
また砂糖はブドウ糖と果糖の二つの単糖類がくっついた糖なので、
砂糖の取り過ぎも結局、果糖の取りすぎになります。
特に気を付けたいのが、炭酸飲料ジュース。
バナナやイチゴ、パイナップルなど果物に含まれる果糖は100gあたり2g程度です。
ですが、炭酸飲料には100mlで20gもの砂糖を使っている物もあります。
果物はビタミンやミネラルも摂れますので常識的な一人前の量は勿論問題ありません。
これから暑くなる季節。
炭酸飲料の砂糖には気をつけたいですね。
また、皆さんご存知の食物繊維。
繊維質の多いサラダなどは咀嚼の回数が増えますね。
咀嚼によってヒスタミンという物質が増えます。
ヒスタミンは満腹中枢を刺激してくれるので、満腹間を得られて食べ過ぎを防いでくれます。
脂質の摂り方のポイントは、いわゆる揚げ物の取り過ぎに気を付ける事と、
青魚を積極的に摂取する事です。
糖質の摂り過ぎも中性脂肪を増やしますが、
糖質と脂質を同時に摂り過ぎると、もっと中性脂肪が増えやすくなります。
また、青魚に含まれるDHAやEPAという脂質は、不飽和脂肪酸(オメガ3系)と言われますが、
アディポネクチンという生理活性物質の分泌を促してくれて、脂肪分解酵素を活性化する働きがあるとされています。
また、オメガ3系脂肪酸は、筋肉の合成を促すことも期待されています。
ちなみに、夕食よりも朝食の方が、脂質の消化吸収に良いそうです。